創業明治四十年|漢方井口薬局|漢方薬 調剤処

元氣創造ブログ
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ちょっとひとこと
■ちょっとひとこと 夏の水分補給■(2018年8月号より)

 日本の夏は暑邪(熱気)と湿邪(湿気)が体内に侵入しやすい季節です。暑邪の一種である熱中症は体力消耗・脱水を起こすため、水分摂取は不可欠ですが、反面体内の湿邪が増加するため、お腹の冷えや消化不良・食欲不振・便秘下痢・倦怠感等の夏バテ症状が発生します。
…夏の水分補給にはコツが必要です。

・一度にゴクゴク大量に飲まない
・一口ずつ(唾液を混ぜて噛むように)飲み込む
・少量の冷水か氷一片を口に含み、口内を冷やす
・冷飲の後は必ず温かいものを飲む
・食後2時間は水分を控えて消化の邪魔をしない

 水分摂取が過剰なのか不足しているのかは舌を見ればある程度判定できます。
 このような舌(白っぽくてブヨブヨ、周辺に歯型状の痕がある)は体内の水分が過剰になっているので、摂取量に注意する必要があります。(井口)
■ちょっとひとこと 天気と体調■(2018年6月号より)

 漢方では陰天時悪化…天気が悪くなると体調が悪くなる、痰湿や湿邪という病証があります。漢方では、体内の余分な水分が不調や病気の原因になると考え、水分の無秩序な摂取は控える必要があるのです。
 ネガティブなイメージになりやすい雨ですが、ポジティブな言葉もたくさんあるんですよね。

「雨降って地固まる」…悪いことの後に、前よりよい状態になること
「雨、塊を破らず」…世の中が泰平であるさま
「雨が降ろうが槍が降ろうが」…強い決意の例え
「雨を冒して韮を剪る」…友人の来訪を喜び、もてなすこと
「雨過天晴」…悪い状況が好転する例え
「五風十雨」…気候が順当、世の中が泰平なこと

 かくいう私も雨が降るとエンジンが掛からない傾向があるのですが、レオピン・エナックWをハトムギ茶で服用して体内の除湿をしつつ、ポジティブに梅雨から猛暑を乗り切りたいと思います。 (井口) 
■ちょっとひとこと 血虚のチェック■(2018年4月号より)

 健康コラムに登場した「血(けつ)」には、全身に栄養を与え、潤し、精神を安定させる働きがあるので、血虚(けっきょ…血の不足)になると以下のような症状が起こりやすくなります。

①手足が冷えやすい
①疲れやすく、顔色が悪い
①筋肉が凝ったり、つりやすい
①爪が薄くて割れやすい
①経血が減少し、月経周期が長くなる
②目が疲れやすく、乾きやすい
②肌が乾燥する、冬に粉をふく
②髪にツヤなく、抜け毛が多い
③不安感が強く、落ち込みやすい
③眠りが浅く、夢を見ることが多い
①は栄養面、②は潤い面、③は精神面の血虚症状です。

 血虚症状が長く続くと筋肉量・骨量・ホルモンバランスにも影響してくるので、早めにご相談下さい。(井口)
■ちょっとひとこと 漢方補益剤服用のコツ■(2018年2月号より)

今季は例年に比べ寒さが厳しいせいか、インフルエンザやカゼが大流行しています。体が冷えると免疫力が低下するため、そこに疲れが重なると体内に侵入した病原菌が一気に増えてしまうのです。
 カゼをひくと体内で炎症が起こり、肝炎や腎炎・関節炎・肺炎・副鼻腔炎・糖尿病などが悪化する引き金にもなってしまいます。まさに「カゼは万病の元」です。
 しっかり防寒するとともに、生ものや果物・生野菜・冷飲食による体の中からの冷えにも注意しましょう。
 最近質問が多いのでお答えしておきますが、ご愛飲いただいております各種の漢方補益剤については「寒い時期や疲れているとき、ストレスが多いとき、カゼをひいたとき、周囲にカゼの人が多いときには普段より1回の服用量や服用回数を増やして下さい」
 補益剤は身体の弱りや体力の不足を補うものなので、普段よりしっかり補い(量が増えても問題ありません)、冷えや疲れに負けないようにすることが今の時期の服用のコツなのです。(井口)
■ちょっとひとこと 腎の弱りチェック■(2017年12月号より)

腎の弱り(腎虚)をチェックしてみましょう。

A1 耳鳴り・難聴・聴力低下がある
A2 腰や膝がだるい・痛い
A3 不妊・流産・精力減退がある
A4 物忘れが多い
B5 冷え症・しもやけがある
B6 頻尿・夜間尿・むくみやすい
B7 舌が白っぽく、縁に歯型がある、白い苔がある
C8 のぼせ・ほてり・夕方からの熱感がある
C9 のどの渇き(特に夜間)・寝汗をかく
C10 舌が赤い・舌の表面に裂け目がある

Aが多いのは    … 腎虚・腎精不足
Aが多い+B一つ以上 … 腎陽虚
Aが多い+C一つ以上 … 腎陰虚
ABC全てに一つ以上 … 腎陰陽両虚

と考えられます。
腎の弱りは骨(髄)・脳・耳・腰・発育・生殖・血液・血圧・免疫・ホルモンバランス・老化にまで波及します。
該当の項目が多い方は店頭でご相談下さい。(井口)
■ちょっとひとこと コラム補遺■(2017年10月号より)

 お気づきの方もおられると思いますが、今回の健康コラムのネタ元は先日テレビで放送されたNHKスペシャル「人体」です。タモリさんとノーベル医学・生理学賞受賞の山中伸弥教授が司会で、さらにゲストが加わり最先端の医学の発見を二人の掛け合いを中心に探求していくという番組でした。今後半年にわたり全8回が放送される予定でこれからが楽しみです。で、その第1回のテーマが腎臓だったのです。
 漢方薬剤師としては、最新の医学情報が数千年前からある漢方理論に近づいてきていることに驚くとともに嬉しくもあって、今回のコラムで取り上げさせていただきました。
 私としてはあらためて内臓同士に負担をかけないように、血液血管を老化から守るために、そして何よりも健康寿命を延ばすために、肝腎要の漢方補腎剤(レオピンロイヤル・瓊玉膏・霊鹿参など)の服用をお薦めしたいですね~。(井口) 
■夏のチェックポイント■(2017年6月号より)

以下に夏場に多い症状を並べてみました。あてはまるかどうかチェックしてみて下さい。

1 尿が黄色くて少ない、排尿痛がある
2 口が苦い、口内炎や舌炎が起こりやすい
3 不安、不眠、夢が多い、眠りが浅い
4 舌(特に舌先)が赤い
5 口がネバネバする、苦い味がする
6 頭が重い、身体と手足が重だるい
7 むくみやすい、軟便や下痢になりやすい
8 舌の上に白~黄~茶色の苔がある
9 顔色が白っぽくツヤがない
10 疲れやすい、動悸や息切れがする
11 食欲不振、胃のつかえ、胃の痛みがある
12 舌の色が白い、舌の周縁に歯型がついている

1~4がある方は体にこもった熱を冷ます必要があります。
5~8がある方は胃腸をいたわり体内の湿気を減らす必要があります。
9~12がある方は体や心の疲れを取ってあげる必要があります。

気になる方は店頭でご相談下さい。(井口) 
■最近気になること■(2017年4月号より)

 当方でも膝・腰・関節の痛みや骨粗鬆症のご相談は多いのですが、治療のために漢方薬や血流改善剤とともに不可欠なのが食養生です。特にタンパク質は、新たな関節軟骨・筋肉・周辺組織・血液のなくてはならない原料です。漢方薬や血流改善剤は痛んだ患部を癒やしてくれますが、原料がなければ復活再生することはできません。
 その点、最近ちょっと気になるのは最近各社から発売されている関節サプリです。これまでの軟骨成分やビタミンにイミダゾールジペプチドを加えたものですが、これを「筋肉成分」と呼んだために筋肉への栄養も取れているのだという誤解が生じています。
 この成分はあくまでも疲労回復効果を狙ったものなので、サプリを飲んでいるからタンパク質も足りているということには全くならないのです。
 運動で足腰膝に負担をかけるので予防にという程度ならともかく、痛めた関節の治癒には「血流改善」と「タンパク補給」が不可欠であることを忘れないで下さい。いちばんコワいのがサプリに頼って食事がおろそかになることです。(井口) 
■体を温めるショウガ?■(2017年2月号より)

 寒い時期になると「冷え症なのでショウガを擦って紅茶に入れて飲んでいます」という方が時々おられるますが、そんなとき店頭では以下のような情報をお伝えしています。

『…ショウガ自体は食品ですが、漢方では生の(ヒネ)ショウガと蒸して乾燥したショウガを区別します。
 生のショウガは体表面を温め、発汗を促す働き(辛温解表)があり、乾燥ショウガには体の内部を温める働き(補陽散寒)があるので、冷え症の改善に役立つのは乾燥ショウガのほうです。
 生のショウガは冬カゼの寒気や吐き気に有効ですが、温める力が弱く粘膜への刺激性もあるため、胃が弱い方は取り過ぎないよう注意が必要です…』

 このように乾燥・炙る・蒸す等の加工によって薬物の性質や効能を変えることを炮製(ほうせい)といいます。ある意味、炮製は調理や料理の原点だとも言えます。昔の人の知恵はスゴいですね~。(井口) 
■カゼ予防■(2016年12月号より)

今季は秋から感冒・感染性胃腸炎・インフルエンザ等の感染症に罹っている方が多く、例年にないパターンに驚いています。そのぶん本来のピークである1月から2月の感染が穏やかになるとは考えられず長期にわたる注意が必要なのだと思います。
特にノロウイルスは感染力が強いこと、症状が激しく一気に体力を消耗すること、有効な治療薬がないことから要注意です。以下のことに気を付けて感染症を予防するとともに二次感染を防ぎましょう。
・体を冷やさない(防寒と筋肉運動で体温アップ)
・胃腸を冷やさない(生物・果物・生野菜・冷飲食に注意)
・帰宅時のうがい・手洗い(手洗いは食前・トイレ後も)

体温&免疫アップと胃腸保護にはレオピン+しょうが湯が、感染リスク低減には板藍茶(飴)が、胃腸炎にはカタライザー+かっ香正気散がお薦めです。
これらは罹患してしまったときの重症化防止にも役立ちます。元気に冬を乗り切りましょう。(井口)
■タンパク質の不思議■(2016年10月号より)

 今年も日本からノーベル賞受賞者が誕生しました。医学生理学賞を受賞した大隅先生の研究「オートファジー」とは「タンパク質のリサイクル機構」のこと。
 タンパク質は体の細胞・内臓・皮膚・筋肉・骨・血液・ホルモン・酵素・免疫物質を構成する成分で、ヒトは1日約300gのタンパク合成をしているのに実際の食事での摂取量は多くても60~80g。この不足分を補うのが体内タンパク質の分解再利用システムです。
 大隅先生の発見はもちろんスゴイですが、驚くべきはオートファジーが細菌から植物・昆虫・魚・人間に至るまでほとんどすべての生物に共通するシステムだということです。生命は精緻で奥深いものですね。
 教訓も…今の日本人の食生活は若者も高齢者もタンパク質不足。必要摂取量の半分にも満たない貧しい食生活でも生きていけるのはオートファジーのおかげですがもちろん限界があります。これを機会にタンパク摂取を軽視しては長生きも健康もないということを再認識してほしいですね。(井口)
■ちょっとひとこと ■(2016年6月号より)

東洋医学には「正気 内に存すれば、邪 侵すべからず」という言葉があります。これは『体に気・血・津液・精がしっかり備わり不足がなければ、病気が侵入する余地はない』という意味で、健康を守るうえで必要なものが不足することの怖さを表しているともいえます。
過労や睡眠不足(不眠)、ストレスや心労、持病や手術などはすべて気・血・津液・精の不足をもたらします。
また、食料品の豊富さから不足はないと思われている現代の食においても、栄養の偏りはむしろ酷くなっていて、細胞や血液・ホルモンの原材料になるタンパク質の摂取不足は特に深刻なものがあります。
こういった現代生活が血と精の不足をもたらし、さらに女性は生理による出血がそれを加速させるため、治りにくい病気を生み出しているのだといえるでしょう。
ちなみに私は男ですが、体質的に血や精が少ないので消耗予防と補給は常に心がけています。
蒸し暑く、体力を消耗しやすい季節ですので、無理をせず元気にお過ごし下さい。(井口)
■ちょっとひとこと ■(2016年4月号より)

 半世紀以上の長きにわたりご愛飲いただいているレオピンシリーズは健康維持だけでなく、体質改善の基礎薬として、病気症状改善の促進薬として、様々な機能や効能を併せ持つ自然藥・漢方補益剤です。
 つい最近、以下の研究成果が発表されました。

①オーストラリア統合医療研究所において、処方箋薬を服用しても血圧を調整できていない高血圧患者にレオピンを12週間服用させた結果
 1)有意な血圧降下作用が認められた
 2)血圧は服用量に比例して低下が認められた

②カリフォルニア大学(UCLA)において、動脈硬化リスクがある患者にレオピンを1年間摂取させた結果
 1)動脈硬化の進行を遅らせることができた
 2)同時に、加齢に伴う骨密度低下を抑制した

つまりレオピンの長期服用は健康維持効果に加えて、血圧安定と血管・骨の老化を遅らせる働きもあるということです。愛飲者には嬉しい報告ですね。血圧・骨粗鬆症の薬を服用の方ももちろんOKです。(井口)  
■ちょっとひとこと ■(2016年2月号より)

今回は生活養生の特集号とさせていただきました。
掲載した運動はどれも実際に効果があるものばかりですので、信じて毎日の健康習慣に加えていただければ幸いです。
これらの運動はすべて筋肉を鍛えて活動機能を維持するとともに、代謝と血行をよくすることを目的としているのですが、現実には運動を続けても筋肉がつかない・足腰が丈夫にならない・代謝が上がらない・元気にならないという方がけっこうおられます。
 これは…
*肝が弱ると筋肉が付きにくくなる
*腎が衰えると骨・関節軟骨が弱くなる
*精血(タンパク質を元とする栄養)が不足すると肝・腎(筋肉・骨・関節軟骨)が強くならないからです。
こういう方が運動を実りあるものにするためには、漢方薬とタンパク質中心の食事でしっかり肝・腎を助けて筋肉・骨・関節軟骨の新陳代謝を高めることがポイントになります。(井口)  
■ちょっとひとこと ■(2015年12月号より)

 10年ぶりに映画「スター・ウォーズ」の新作が公開されましたね。1978年に第1作の封切りを梅田OS劇場に見に行ったのが懐かしいです。
 十代の頃、日本SF(サイエンスフィクション)にハマっていた私は星新一・小松左京・筒井康隆・半村良・光瀬龍・平井和正・田中光二・山田正紀らの本を読み漁っていました。そのとき平井和正さんのウルフガイシリーズで強烈な印象をを受けたのがイラストレーター生頼範義(おうらいのりよし)さんのカバー絵や挿絵です。ダイナミックな構図、精緻なデッサン力、陰影を生かした独特のイラストには他の誰にも真似できない個性がありました。
 明石出身の生頼さんはその後、1980年公開の「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」の公式ポスターを担当し、世界的に名を知られるようになります。「スターウォーズ」の新作が公開されるその年に、まさか生頼範義さんと平井和正さんが相次いで旅立たれるとは…とてもとても残念です。(井口)  
■ちょっとひとこと ■(2015年10月号より)

 健康コラム中、私が説明に使ったピンピンコロリというフレーズはあまりいい言葉だとは思いませんでしたが、その時はつい口をついて出てしまいました。
 それでも私の提案はご理解ご納得いただけたようで、現在もレオピンは継続服用いただいております。
 当薬局ではレオピンシリーズを始め、エナックW・瓊玉膏・牛黄清心元・人参牛黄・紅芝泉・霊鹿参・感應丸氣・婦宝当帰膠など体質別に様々な漢方補益剤を取り扱っていますが、いずれも上薬としての位置づけでお薦めしています。
 上薬は生活の質(QOL)を高めることができるので、幼少期であっても、受験期であっても、働き盛りであっても…人生のどの時期に服用されても必ず役に立つものです。ご高齢で病院の薬をたくさん服用されている方でも上薬である漢方補益剤はピンピンコロリに役立ちますよ(あ、また使ってしまった)(井口)  
■ちょっとひとこと ■(2015年8月号より)

 今回の健康コラムは漢方の専門用語がたくさん出てきて少々難しかったかもしれません。ただ、耳鳴りや難聴は比較的よく見られる症状であるにも関わらず理解されていない部分が多いなと以前から感じていたので、思い切って掲載してみました。
 例えば「聡明」という言葉がありますが、これは元々「聡耳明目(そうじめいもく)」という漢方用語を簡略化したものです。聡耳明目とは聞いたことや見たことをしっかり理解でき、その背景にまで考えが及ぶという意味ですが、元々は、耳は腎の出先機関、目は肝の出先機関なので、聡耳明目であるためには肝・腎の充実こそが重要であるという深い意味があるのです。昔の人はほんとに聡明ですね~。
 ちなみに当然といえば当然ですが、漢方薬には益気“聡明”湯や滋腎“明目”湯と名付けられた処方が実際に存在しているんですよ。(井口)  
■ちょっとひとこと 米朝さん逝く ■(2015年4月号より)

 春のお彼岸に桂米朝さんが旅立たれました。ラジオ「米朝よもやま噺」も近年終了し、正直覚悟はしていたものの、昔からの米朝ファンである私にとっては大きな衝撃でした。 百年目、たちぎれ線香、こぶ弁慶、ぬけ雀、天狗裁き、はてなの茶碗、佐々木裁き、千両みかん、地獄八景亡者戯…好きな噺をあげれば切りがありません。
 学生の頃にサンケイホールの独演会で念願の地獄八景を聴いたこと。さらに昔、兵庫柳原えびす神社近くにあった寄席小屋「柳笑亭」で初めて本物を見たことが昨日のことのように思い出されます。
 私にとってはまさに落語イコール米朝さんでした。寄席研究家から落語家へと転じた変わり種の米朝さん…後年その功績が大きく認められたのは当然のことでしょう。サイン入りの「上方落語ノート」は私の宝物です。
 今頃は天国(地獄?)で松鶴師匠、文枝師匠、弟子の吉朝さん、枝雀さんたちと楽しくお酒を酌み交わされているのでしょうね。(井口)   
■ちょっとひとこと フレイル ■(2015年2月号より)

 フレイルという言葉をご存じでしょうか。これは「加齢に伴って筋力や心身の活力が低下した状態」のことで ①体重が減少した ②疲れやすくなった ③筋力が低下した ④歩くのが遅くなった ⑤活動が減った のうち3つ以上該当すればその疑いがあります。フレイルが進むと筋力だけでなく体力や気力・認知機能まで低下して、要介護状態にまで進行していく可能性があるので注意が必要です。
 予防には食事と運動の組み合わせが不可欠ですが、ご高齢の方の食事は筋肉や骨を丈夫にするタンパク質が圧倒的に不足しており、タンパク不足での運動はかえって筋肉や関節を痛めてしまいます。「パンや麺類だけで食事する」「粗食・和食を心がけている」「果物や野菜はよく摂る」という食事に落とし穴があります。60歳を過ぎたらアルブミン値(血中タンパク濃度)4.5を目標に食事を摂りましょう。(井口)   
■ちょっとひとこと 国際ガーリックシンポジウム ■(2014年10月号より)

 今年の3月にアメリカ・カリフォルニア州で世界22ヵ国から約150名の研究者が集まり「国際ガーリックシンポジウム」が開催されました。研究対象は普通のニンニクではなく長期熟成させた(刺激成分を除去し、有効性を高めた)抽出エキスに関するものですが、
・動脈硬化症・血栓症・高血圧症のリスクを低減
・メタボ状態での血糖上昇・動脈硬化因子を改善
・カゼ・インフルエンザの重症度を軽減
 など、主に心血管疾患・メタボリックシンドローム・免疫に対して有効性を示す研究結果が発表されました。
実際ニンニクは米国では「心臓血管病」に、欧州では「免疫・風邪予防」に効果があることが知られています。
レオピンの主成分である熟成ニンニクエキスは正気を充実させる漢方補益剤としてだけでなく、このように現代医学の視点からも有効性と安全性が認められていますので、感染症の重症化防止はもちろんQOL(生活の質)を高めるのに最適です。(井口)
■ちょっとひとこと 酸素不足と健康(補遺)■(2014年8月号より)

健康コラムに書いた、大気中の酸素濃度の変動というのはわずか数%なのですが、それでも人体には大きな影響があります。お天気が悪くなると気分が滅入る、頭痛や腰・膝の痛みが出る、頭重や倦怠感が増す等の経験をされた方は多いのではないでしょうか。 呼吸を意識して一日を過ごすと、体の凝りや痛みは軽減する可能性が高くなります。少なくとも副作用はありませんので是非お試し下さい。
 漢方補益剤レオピンで疲労回復ができたり体調が安定するのは、単に生薬による滋養強壮効果だけでなく、血液の質と血液循環を改善し、また心肺機能を高めることにより体内での酸素供給率を高めてくれるからでもあります。蒸し暑い夏…熱中症だけでなく夏バテ(秋バテ?)も、気候変動の大きい9月までは油断せずにお過ごし下さい。(井口)
■ちょっとひとこと 検査新基準■(2014年6月号より)

 先頃、日本人間ドック学会が検査数値の新基準を提示しました。例えば血圧は、新基準では上147/下94までは健康と判断されるようです(従来は上139/下89まで)。
 一見、基準が緩和されたように思いますが、実は新基準は病気の診断や治療のための数値ではなく、人間ドックにおいて「現時点では健康といっていいですよ」という目安を示すものなので、将来的なリスクについては一切考慮されていません
。  ですから例えば上の血圧が145の場合、人間ドックでは健康の範囲内だとされますが、病院での検査では「軽症高血圧」と診断され、将来高血圧になるリスクが高いという判断になります。つまり従来の診断基準は、将来病気になる可能性も踏まえて決めているのでとても厳格なのです。
 人間ドックの新基準は今後、血圧以外にも肝機能・血糖値・肥満度・中性脂肪・コレステロールなど27の検査項目で設定される予定ですので、緩和された数値に安堵(油断?)せず、二つの基準値についてしっかり理解しておきましょう。(井口) 
■ちょっとひとこと 高血圧(補遺)■(2014年2月号より)

 高血圧で最も大切なことは血液・血管の劣化を防ぎ、合併症を防ぐことです。当局では以下のような漢方薬をお役立て頂いております(降圧剤と併用可)。
*肝・心・腎を守り血液・血管・血流を改善…レオピン
*ストレスから血管を守る…冠元顆粒・牛黄清心元

 なお、高血圧や高血圧に付随して起こる症状について相談を希望される場合は、以下の10項目についてあらかじめ申告して頂けますとスムーズに提案をさせていただきます。

①一番つらい症状(頭痛・めまい・耳鳴りなど)
②時期ときっかけ(1年前・職場が変わってなど)
③最初の症状の出方(突然・じわじわとなど)
④症状・血圧値の経過(180-95・悪化・不変・軽減傾向など)
⑤季節や一日の変化(夕方から悪化・冬に悪化など)
⑥悪化する状況(寒いと・生理前・忙しいとなど)
⑦よくなる状況(温めると・休日・よく寝るとなど)
⑧症状の前ぶれ(肩こり・吐き気など)
⑨同時に出る症状(のぼせ・めまいなど)
⑩治療経過(今までの治療内容・服用薬など)   (井口)
■ちょっとひとこと 冬の注意■(2013年12月号より)

 今年は夏から一気に冬になったせいか、感冒や胃腸炎の他、寒冷による体の不調が多いように思います。
Aさんは潰瘍の薬を服んでも胃痛が全く治りませんでした。鼻が詰まって口呼吸になり冷気が直接胃に入り込んだのが原因で、胃を温める漢方薬で治りました。Bさんは持病のゼンソクが一晩で悪化しました。原因はコーヒーとカレーの取りすぎ(両者ともお腹を冷やす)で、胃腸と肺を温める漢方薬で楽になりました。…このように冷えというものは案外コワイものです。近年インフルエンザワクチンの重症化予防効果は、高齢者の場合10%程度(!)とのことです。注射していても予防・養生を忘れないように!
 最後に痔について補足を…お尻からの出血は大腸憩室炎・大腸ポリープ・大腸がん・血栓予防薬の長期服用などでも起こります。痔を治療しても治らない場合は早めに検査を受けましょう。(井口)
■ちょっとひとこと 健康寿命を伸ばす方法(補遺)■(2013年10月号より)

 ご相談の際、必ず食事内容をお聞きするのですが、圧倒的にタンパク不足(同時に炭水化物・脂肪の摂り過ぎ)の方が多いですね。食事に気をつけている方でもバランスが取れているのは夕食だけ…これでは1日のタンパク必要量の半分もまかなえません。タンパクが不足すると体の新陳代謝がしっかりできません。一食一食が大事です…詳細は店頭でお尋ね下さい。
 平地のウオーキングが筋肉運動にならないこともご存じない方が多いようです。筋肉を増やし基礎代謝を上げるにはインナーマッスルを鍛える必要があり、ストレッチが最も有効です。ウオーキングでも坂道や山道など高低差がある所を移動する、あるいはインターバル速歩(ゆっくり歩きと早歩きを3分間ずつ交互に繰り返す)にすれば効果があります…最初は筋肉痛になるでしょうが。
 健康コラムで書いた3つのポイントは、セットで実践してこそ効果が出るものです。短期的にはダイエットや高血糖に、中期的には糖尿病・高コレステロール&中性脂肪・低体温に、長期的には寝たきり防止・健康寿命の延長に必ず役立ちますよ。(井口)
■ちょっとひとこと 健康は血液から■(2013年6月号より)

 「健康は血液から」とも言われます。
 内臓とくに肝臓(代謝・解毒力)腎臓(排泄力)心臓(循環力)をいたわり、食事で糖質・脂質の過剰に気をつけ、ストレスと生活リズムの管理でホルモンや自律神経のバランスを整えることができれば、血液の質と能力は格段にアップし、全身のエネルギー補給・新陳代謝の活性・免疫力アップ・アンチエイジング力アップができるでしょう。
 漢方補益剤レオピンにも、疲労回復・血流改善・内臓保護・血中脂質改善・ストレス改善・自律神経保護・免疫力強化・抗酸化力などの働きがあり、健康な血液づくりに役立ちます。
 自分の健康は積極的に自分で守りましょう。(井口)
■ちょっとひとこと 四季の心■(2013年4月号より)

  日本では春4月から新年度となり、入学・入社・異動など様々な区切り・節目を迎えます。そのため春という言葉には「物事の始まり」という意味が含まれています。
 四季がある地域では同様に考えるようで、東洋医学では春を発陳(万物が芽生え栄える)といい四季の始まりだと考えます。また欧州などでも農耕に関係して第一の季節と考えるのだそうです。  始まりの季節である春だからこそ、心に響く言葉があります。奈良の薬師寺長老である安田暎胤さんが管主の頃、新春法話で話されていた言葉です。

「今日の努力で明日を変える ~四季の心」
  人に会う時は春のように温かい心で
  仕事をする時は夏のように燃える心で
  ものを思う時は秋のように澄んだ心で
  自分を律する時は冬のように厳しい心で

 たとえ世界標準の秋入学になっても「四季の心」はやはり春から読みたいものです。(井口)  
■ちょっとひとこと スマイルセラピー■(2013年2月号より)

 健康コラムで「笑顔の効用・笑顔を作ることの効用」について書きましたが、土台になっているのはスマイルセラピーという考え方です。
 スマイル(笑顔)を通じて好感度をアップして人間関係をよくするとともに、心の持ち方をポジティブにさせるという療法で、文中で述べたように「顔面Wフィードバック効果」と「ミラー効果」を基本に、メイクスマイルにより心のスイッチをネガティブからポジティブに切り替えます。
 その結果、健康・美容・人間関係の改善につながるというものです。一般的に、笑顔や笑いは感情の帰結だと考えがちですが、笑顔そのものに意味や効用があると判れば、行動も変わるのではないでしょうか。
 ただ、電車の中や人前で練習すると怪しい人だと思われるかもしれませんのでご注意下さい。(井口)
■ちょっとひとこと 冬令進補■(2012年12月号より)

 冬は陰陽の気を消耗する時期で、そこに過労や冷えが加わると体の精気を貯蔵する「腎」を弱めます。
 「冬令進補(とうれいしんぽ)」とは、冬には腎を補い、積極的に精気を蓄えましょうという冬の生活養生の基本ともいえる標語です。  夜は早く寝、朝はゆっくり起き、体を温め、焦らず安らかに生活する。そのうえで滋養・補腎の薬食を摂り、体内に元気を蓄えて、春の活動期に備える…これが本来の冬の過ごし方なのですが、一年中が活動期である現代人には、春のために冬を休むという発想自体ありません。 しかし冬場にムリをすると確実に抵抗力が落ち、春先に病気や不調が発生する確率を高めてしまいます。
 人間も動物です…冬場はクマの冬眠をイメージしながらムリせず過ごすというのはどうでしょう。こういうところだけは動物たちの生存本能を見習ってほしいなと思います。(井口)
■ちょっとひとこと 食養生■(2012年10月号より)

 最近は夏の終わりではなく秋になってから疲れが出てくる秋バテというのがあるそうです。夏バテ、秋バテ…この調子だと冬バテという言葉もそのうち生まれるかもしれません。
 日本には四季があるため、たしかに季節毎の養生法というのはあるのですが、私は常々優先すべきなのは「体質別の養生法」であると思っています。
 例えば冷え症でむくみやすい人が夏場だからといって果物や水分を積極的に取り続けたら、それこそあっという間に夏バテして、さらにはめまいや動悸・膀胱炎などを引き起こしてしまいます。
 基本は自分の体質を自覚し、一年を通じてその偏りを是正する養生法を守ることです。マスコミで流れる養生法は本当に自分の体質や生活にマッチするのか考えてから取り入れる…体質別と季節別の養生法にはきちんと優先順位をつけましょう。(井口)
■ちょっとひとこと 土用のウナギ■(2012年8月号より)

 夏、土用の丑といえばウナギ…というのは200年前の平賀源内の考案ですが、昔から「ウ」のつくものを食べると暑気あたりしないという言い伝えもあったようです。
万葉集にも「夏やせに良し」とあるそうで、ホントに昔から食していたんですね。
ウナギは栄養価が高いので少量でも滋養強壮になるし、薬味の山椒が魚毒を消し消化を助けるので、夏バテ防止にはオススメです。
ただしウナギの旬は秋から冬にかけてで、この時期のほうが脂がのって美味しくなります。

   また昔から梅干しとの食べ合わせが言われますが、これは無根拠。
梅干しにも消化促進・殺菌・疲労回復効果があるので、実は山椒同様に良い組み合わせです。
 ただ昨今の価格高騰ぶりからするとしょっちゅう食べるというわけには…。(井口)
■ちょっとひとこと 養生訓■(2012年6月号より)

 異常気象が頻発する近年の日本ですが、それでも四季の循環が変わることはありません。
 江戸時代の本草学者・儒学者である貝原益軒は、その著書『養生訓』で夏の養生法について以下のように記しています。

・汗が出やすい反面、冷えや病原菌が体内に侵入しやすいので涼風に当たらないこと(特に入浴後)
・腹が冷えやすく消化が遅いので、飲食量を控えて温かい物を食べ、冷水や生冷物は控えること
・虚弱者は特に下痢に注意し 冷水で体や手足を洗わない、睡眠中に風に当たらないこと
・猛暑の日であっても体を冷やし過ぎないこと

 クーラーなどない時代にこの内容です。人間にとって「冷え」がいかに大敵かということなのでしょう。
 ちなみに『養生訓』は今から300年前、益軒83歳の時の著書です。これもすごいですね。 (井口)
■ちょっとひとこと 幸福感■(2012年4月号より)

 災害、政治経済の混乱、国力の相対的低下…閉塞感でいっぱいの日本ですが、一方で国王夫妻の来日により、経済的指標より国民の幸福度を重視するブータンが脚光を浴びました。
 都道府県の幸福度調査では兵庫県は45位(!)とのこと。その特徴は「悩み・ストレスが多い県」だそうです。悩みやストレスには様々な背景がありますが、原因を一言でいうなら「執着」ではないでしょうか。
 そう言ったのは私ではなく、お釈迦様です。
 執着が過度に強くなると、家族・健康・財産といった本来幸せをもたらすはずのものも自分の思い通りにならない時にいらだち・苦しみを感じてしまいます。お釈迦様は執着をいましめ、自分の心を正しく鍛えることによって心の平安を得ることが出来る…自分を救えるのは自分自身しかないと説いたのでした。
 ちなみにブータンも仏教国ですね。 (井口)
■ちょっとひとこと 2月29日は■(2012年2月号より)

 冷え症の私にとって冬は厳しい季節で、予防と養生はできていても冬眠したい気持ちになります。
 ところで今年はうるう年でオリンピックの年ですね…2月29日について調べてみました。
 作曲家ロッシーニや映画監督マキノ雅弘、俳優原田芳雄、作家赤川次郎の誕生日。変わったところでは円満離婚の日「2人に福(29)あれ円満離婚」だそうです。…そしてニンニクの日でもありました。
 ニンニクは温性食品で、血流を良くして内臓を温めてカゼを予防する働きがあるので、今の季節の食養生にオススメです(ちなみにアメリカ国立がん研究所発表のガン予防食品ではニンニクがトップに選ばれています)。熟成ニンニク抽出液配合のレオピンをお飲みの方は実感していただいていると思いますが、本当にカゼを引かないし引いても早く治りますよね。
 私は胃が弱くて生ニンニクは身体が受け付けないので絶対レオピンでないとダメなんです。(井口)
■ちょっとひとこと 秋冬に向けて■(2011年10月号より)

今年は異常気象や天変地異により人々の心身に大きな負担がかかりました。夏の終わりにカゼや肺炎の人が多かったのは夏バテや消化器系の冷やし過ぎにより免疫力が落ちていたからだと思われます。
秋は「燥」の季節で肺に負担がかかり、冬は「寒」の季節で腎に負担がかかります。肺腎を弱めると免疫低下・深部体温低下から感染症に罹りやすくなります。
§水分摂取は40度前後の温湯で、胃腸・肺・腎を温めましょう。
§食事はよく噛み、しっかり唾液を出し、咀嚼物とともに飲み込みましょう。
§レオピンや漢方薬は温湯またはしょうが湯に溶かして服用しましょう。
…全身の血流と免疫力を高めておきましょう! (井口)
■ちょっとひとこと 熱中症■(2011年8月号より)

昨夏に続いての猛暑で、今年も熱中症が問題になっていますが、日本の夏の特徴は何といっても湿度が高いことです。湿度が高いと発汗しにくく、体温を下げることが出来なくなり、頭痛・めまい・嘔吐・筋肉痛から失神・けいれん・意識障害まで及ぶことがあります。
高温多湿の環境下では・・・

・室内では除湿または風通しを心がける
・のどの渇きに関係なく水分は定期的に補給する
・通常の発汗 ⇒水や薄めたスポーツ飲料を補給
 大量の発汗 ⇒塩水やスポーツ飲料を補給
・体内に熱がこもったら「首の横」「脇の下」「足の付け根」の3ヶ所を冷やす・・・ようにしましょう。 (井口)
■ちょっとひとこと 共感疲労■(2011年6月号より)

今回の大震災では、被災を経験していない地域の人が、テレビ映像や様々な震災関連情報に触れることにより被災者に思いを寄せすぎて精神が疲労してしまう『共感疲労』が起こっており(関西では阪神大震災を思い出してという面もあり)実際に寝込んでしまった方までおられます。…今、最も大切なことは、被災していない我々が無理をせず、自分で自分を支え、これまでどおりの生活、消費活動を続けることではないでしょうか。
情報化社会がもたらす良い面もありました。被災地の小中学校で実際に不足している文房具や体操服を、インターネット上で購入することにより直接届けてくれるのです。実際に不足しているものを遠方から支援でき、必要とするところに届けてもらえるというのは、素晴らしい試みだと思いました。 (井口)
■ちょっとひとこと 希望の春■(2011年4月号より)

本来、伸びやかに成長・発育する季節であり、希望に満ちた新生活が始まるはずの春ですが、悪夢のような天災が東日本を襲い、被災者の方はもちろんのこと、日本全体に沈鬱な雰囲気が覆っています。
しかしながら、これから長引く原発問題も含め、過度のストレスを抱えすぎると、我々にとって最も大切な免疫力・自然治癒力を低下させてしまうことになります。自分自身の力を信じ、立ち止まらず、前を向いて、新たな日本を創る勇気と希望を持って頑張りましょう。
■ちょっとひとこと 食べ方■(2011年2月号より)

基本的に胃腸が弱い私は、水分摂取に関しては普段から注意をしているのですが、忙しいとつい早食いになってしまいます。…というわけで反省の意味を込めて今回の健康コラムを書きましたが、本当の食育はこういうことから始めるべきだという思いもあります。
食べ方の間違いや偏りは脾(胃腸)や腎(腎臓や内分泌系)を弱め、ひいては肺や肝そして五臓全体(免疫力)の弱りにつながります。ノロウイルス等の胃腸型感冒や、春先の花粉症も脾・肺・腎の弱りが根本原因です。食養生と適切な漢方薬でインフルエンザと花粉症の季節を乗り切りましょう。(井口)
■ちょっとひとこと 体温と免疫力■(2010年12月号より)
体温と免疫力の関係
左表は体温と免疫力の関係を表したものです。体温が35.5℃になると36℃台の人に比べ免疫力が60%になっています。 冷え症でなくても、ただ単純に体が冷えただけで確実に病気に罹りやすく、また治りにくくなるのです。 免疫力は内臓力、回復力、自然治癒力と言い換えることができるものです。寒い冬…飲食に注意して、外からだけでなく体を中から冷やさないようにして元氣にお過ごし下さい。(井口)
■ちょっとひとこと 唾液と補腎■(2010年10月秋号より)

秋は「燥」の季節で肺に負担がかかり、冬は「寒」の季節で腎に負担がかかります。肺腎を弱めると皮膚炎・気管支炎・感冒・便秘が出やすいので注意しましょう。

・水分摂取は40℃前後の温湯で
  …胃腸と肺腎を温めて、働きを助けましょう
・レオピン服用も温湯またはしょうが湯で!
  …深部体温を上げて、血流と免疫力を高めましょう
・唾液を飲み込みましょう
  唾液は腎液…腎で生成される体内で必要な水液なので、唾液を飲み込むことは最も手軽な補腎法です。また食事はよく噛み、また酸味を加えてしっかり唾液を出し、咀嚼物とともに飲み込みましょう。
  食事時以外でも口の周りや舌を動かし、唾液を飲み込むといいですよ。(井口)


(補足)
*古来、中国の養生家は唾液の事を醴液、華池、玉泉等と呼び、大切な命の水として尊んできました。唾液は腎を養う水として非常に大切なものなのです。年をとり腎が衰えると唾液が次第に出なくなり、皮膚や五臓六府に潤いがなくなってきます。
*現代医学的にみても、唾液には免疫を強化する様々な生理物質が分泌されています。たとえば、消化酵素のアミラーゼ、殺菌作用のあるリゾチーム、免疫作用のあるS-IgA(分泌型イムノグロブリンA)、老化防止の働きがあるパロチン等です。
■ちょっとひとこと 飲水狂時代■(2010年8月盛夏号より)

以下は、英国の医学雑誌「ランセット」に掲載された“飲水狂時代”の内容抜粋です。
・1日2リットルの水分摂取を勧める医学的根拠なし
・運動選手の水分過多は逆に危険(低ナトリウム血症)
・水分摂取による便秘解消効果はない
・飛行中の水分過多は骨盤や下肢の静脈に負担増
・水分摂取の押しつけは90年代初期から増幅されてきた誤った情報
・のどが渇いたら飲みすぎに気をつけて飲むことが自然…摂取量を計算して水を飲むのはやめよう

私も店頭では以前から「水・味・夕食時間を守れ」という話をよくします。水分は自分の体と相談して、適切に摂りましょう。夏バテや冷房病に注意して、暑い夏も元気にお過ごし下さい。
■ちょっとひとこと 冷えとストレス■(2010年6月夏号より)

今年は特に室内外や昼夜の温度差が大きいですね。
体を冷やすと、体質にかかわらずあらゆる機能が低下するので要注意です。免疫力が低下するとともに、自律神経や解毒排泄機能にも悪影響を与え、アレルギー・不眠・うつ・便秘・不妊・ガンなどを引き起こす原因にもなります。
まずは体の中から冷やさないよう飲食物(生もの・生野菜・果物・茶飲料の取り過ぎ)に注意しましょう。
さらに、体温は緊張やストレスによっても低下し、元に戻りにくなります。冷え症でなくとも低体温や低代謝・免疫低下には陥りやすいのです。これから梅雨寒や冷房病も控えています。
冷えとストレスに注意して元気にお過ごし下さい。
■ちょっとひとこと 冷え予防に■(2010年4月春号より)

春ってなんだかウキウキ・ワクワクしますね。でもウラを返すとハラハラ・ドキドキ・イライラとなってしまい、 落ち着かないことも…。
そんな時は 深呼吸とコップ一杯の銀河水を!

§飲むと→脳波α波に・呼吸が整う・心拍数が安定
§リラックス & 元気になる水です
§体内浸透力がよくてむくまない水
§お薬を効かせる水です
§何より美味しい水です
§他にも様々な使い方があります

店頭でお飲みいただけます。どうぞお試し下さい。
■ちょっとひとこと 冷え予防に■(2010年2月冬号より)

司馬遼太郎さんは、西部劇でガンマン達が愛用していることにヒントを得て、のどが変だなと感じたらバンダナを巻いて寝ていたとのこと。おかげで十数年、風邪をひかないと言われていたそうですが、これにはちゃんと根拠があります。…首には皮膚のすぐ下を太い血管が走っており、温度変化に敏感で、体温や血圧調節・免疫応答のセンサーの役目をしています。ここをしっかり温めると、血液循環が良くなり、冷えを防ぐとともに白血球の働き(細菌・ウイルスなど異物を排除する)が活発になるのです。
カゼやインフルエンザだけではなく春先の花粉症・アレルギー性鼻炎にも有効です。首と体は冷やさないよう注意しましょう。
■ちょっとひとこと 動物と人間の違い■(2009年12月冬号より)

動物と人間の「疲労」の違いは何だか判りますか?
動物は本能(防衛反応)に従い、人間は知能(意志)に従います。疲労で動けなくなることは動物にとっては死を意味するので、疲れを感じたら必ず休みます。
ところが人間は、義務感などから生物限界を超えて疲労感の警告を無視し、結果的に休息により直ぐに回復できない疲労を抱え込むことになります。慢性疲労とは人間にしか考えられない言葉であり状態なのです。
寒さで免疫力が低下する季節です。疲れたら本能に従ってみることも大切ですよ。
■ちょっとひとこと インフルエンザ対策■(2009年10月秋号より)

予想以上の拡がりを見せる新型インフルエンザは、これからが本格シーズンですが、下表にあるように今冬だけでなく、来年2010年の秋冬こそ要注意です。

①帰宅時のうがい&手洗いの徹底
②病院や人混みへの外出時は「抗体マスク」を着用
③重症化しやすい人はワクチン(新型と季節性)を接種
④最も大切なのは感染・重症化対策

睡眠・休息・栄養と「レオピン補給」でしっかり免疫づくりを。
■ちょっとひとこと レオピン豆知識■(2009年6月夏号より)

ご愛用いただいております漢方補益剤レオピンについて、面白い話を聞きました。レオピンは現在46ヵ国で販売されているのですが、その効能は認可を受ける国によって様々なのだそうです。

・スペイン …高血圧、高コレステロール改善の補助
・スウェーデン・オーストラリア
…カゼ・インフルエンザの症状改善
・ベトナム …動脈硬化の予防
・日 本 …滋養強壮・虚弱体質

レオピンは基礎免疫を強化するので、確実に感染症には罹りにくくなりますし、感染しても重症化しにくい体力もできます。今秋以降、病原性の高い変異ウイルスが出てくる可能性が高い新型インフルエンザに対しても、むやみに恐れることなくしっかりと対応し、体づくりをしていきましょう。
■ちょっとひとこと 春と自律神経■(2009年4月春号より)

春は自律神経が乱れやすい季節なので、私も生活には特に気をつけています。自律神経が失調するとすべての歯車が止まり、滞り、そして全身の免疫力低下にまで影響するからです。

*気が滞るとストレス・うつに
*血が滞るとだるさや凝り・痛みに
*水が滞るとめまい・むくみに
*食が滞るとメタボ・便秘に

適度な運動と生活養生で“滞らないように”流れをよくすることです。今日もレオピン・エナック・漢方薬を銀河水で服んで頑張ります! 便秘の方にはラクシュミラブレが超オススメですよ。
〒658-0081
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